大阪の最新経済状況とは?メーンバンク、消費者金融、闇金まで。

大阪の金融・経済事情~クリーンな大企業からヤクザ闇金まで~

 

大阪の金融と経済

 

大阪は日本第二の大都市です。
大阪の金融業界は地場業者が多く、東京とは違った特性を持っています。

 

当サイトは大阪でお金に困らないために金融・経済を深く掘り下げて紹介しています。
一般的には出回らないような闇金事情から大阪人の懐事情まで盛りだくさんの内容になっています。

 

情報武装して大都市大阪の中でも強く生きてお金を上手に回転できるように心がけてください。

 

 

大阪に強い銀行

 

東京商工リサーチによる全国150万2,573社の企業メインバンク調査では、
大阪のメインバンクは以下の順位になっています。

 

1位:三菱UFJ銀行
2位:三井住友銀行
3位:りそな銀行
4位:近畿大阪銀行
5位:みずほ銀行

 

全国で見れば、
1位三菱UFJ銀行
2位三井住友銀行
3位みずほ銀行
と3大メガバンクと呼ばれる銀行が上位に入り、
りそな銀行は4位です。

 

大阪は全国に比べて、りそな銀行と近畿大阪銀行の強いことが伺えます。
近畿大阪銀行は、りそなホールディングスに属していて、大阪は全国の中でもりそな系のシェア率が高いです。

 

 

 

県内総生産ランキングは2位

 

県内総生産ランキング2位の大阪

内閣府の発表した資料より県内総生産ランキングは大阪は2位にランクインしています。
人口1人あたりの生産額は愛知県に次ぐ3位で、国内第二の都市に恥じない数字です。

 

人口密度の高いことや関西の中核都市になっていることから、拠点を置く大企業も多く大阪に本社を置く企業も多数あります。

 

 

県内総生産ランキング
※()内は人口1人あたりの生産額

1位:東京都 94.90兆円(696.58万円)
2位:大阪府 37.93兆円(429.46万円)
3位:愛知県:35.99兆円(479.42万円)

 

 

大阪に本社がある有名企業一覧

パナソニック
ショープ
伊藤忠商事
日本生命保険
サントリーホールディングス
日清製粉
江崎グリコ
コクヨ
武田薬品
日本ハム
ダイキン
大和ハウス
東レ
シマノ

 

 

日本を代表する大企業で各業界のリーディングカンパニーと呼べる企業も意外なほど大阪に本社を置いているものです。

 

ちなみに日本でもっとも時価総額の大きい企業はトヨタです。
人口1人あたりの生産額で2位にランクインした愛知県はトヨタの恩恵が大きいです。

 

自動車メーカーをはじめ、県内に大きな製造拠点を持つ企業の少ない中で県内総生産ランキング2位に入っている点は高く評価できます。

 

大企業も多いですが、中小企業の数も多いのが大阪の特徴です。

 

 

大阪にある株式会社の数

2016年のデータでは大阪にある株式会社の数は204,125社です。
その内上場企業の数は423社でともに全国2位です。
県内総生産で見ると2位以下の差は僅差になっていますが、会社の数は大阪が3位以下を大きく上回っています。

 

株式会社の数
※()内は上場企業の数

1位:東京都 501,351社(1,777社)
2位:大阪府 204,125社(423社)
3位:神奈川県 117,761社(179社)
4位:愛知県 101,689社(222社)

 

※上場企業数は愛知県が3位、神奈川県が4位
参考元:企業リサーチ.com

 

 

 

大阪人の平均年収

 

大阪の人の年収のイメージ

厚生労働省の発表した2017年賃金構造基本統計調査によると大阪府の平均年収は528万2,800円です。

 

東京(615万円)、愛知(539万円)、神奈川(531万円)に次ぐ全国4位500万円を超えたのは4都府県のみです。

 

全国屈指の高収入地域だと評価できますが、県内総生産や大企業の本社が多いことを考慮すると、愛知、神奈川に負けているのは残念な結果です。

 

大阪は大企業の役員や営業会社で成功している高所得者の多い一方で平均値を大きく下げている人も多いことを意味しています。

 

 

 

最低賃金は高水準

厚生労働省の発表した平成29年度地域別最低賃金(時給)によると、大阪の最低賃金は909円で全国3位です。
1位は東京の958円、2位は神奈川の956円で同率4位の愛知県と埼玉県は871円で大きな差をつけています。

 

フルタイムで働ければ大阪は高い水準で収入を確保できます。
平均年収で4位になったのは、フルタイムで働いていない人が多いことも影響しているのでしょう。

 

製造業の拠点が少なく営業系の仕事が多いため、残業代を支払われないなどブラック体質の企業が多いことも関係していそうです。

大阪の経済・金融事情のまとめ

 

大阪は日本第二の都市ですが、東京のような他の地域を圧倒する数字ではなく、愛知、神奈川を僅差で県内総生産が上回っています。

 

地価が高いのに対して平均年収は都市の規模を考慮すると少なめです。

 

お金に困る人の比率は大都市の中では高く、金融業者はメガバンクの強い一方でりそな系が強いなど大阪ならではの特性を持っています。

 

大阪でお金に困らずに生きていくためには、まともな企業でフルタイムで働くことと、格差の大きい地域であることを認識して周りに合わせすぎず、自分の身丈にあったお金の使い方をすることが大切です。

 

 

企業の資金繰りには特に注意

 

大阪や福岡、広島といった「西日本エリアの企業」では、今もなおメガバンク・地方銀行への依存が強く見られますが、銀行は、地域性に応じたサービスや心遣い等が皆無であり、必ずしも当該企業にマッチする資金調達方法とは限りません

 

建設業や卸売業が盛んな同エリアでは債権売買(ファクタリング)を利用したオフバランス化や銀行リスクの回避の動きが徐々に広がり始めていますが、ファクタリング会社は債権買取業務だけでなく、経営コンサルタントを兼業しているケースがほとんどで、その地域に応じたキャッシュフロー改善プログラムを提案している点が銀行とは大きく異なります

 

大阪・福岡のファクタリングをお考えであれば、その地域に強い専門会社を選ぶ事を強くお奨め致します